今日は、昨日HP【Blankfolder】に掲載したばかりの新作について、簡単に紹介したいと思います。
このBlogを見て興味を持たれましたら、是非ご一読下さい。

今回紹介する物語は『白昼夢』です。

どこにでもよくいるサラリーマンの主人公は、人混みが大嫌い。
そんな彼は、毎日の通勤時に愛用のシリコンオーディオプレイヤーでお気に入りの音楽に耳を傾ける事によって、人混みに流される通勤時の不快感を誤摩化していた。
そんな彼が、電車の乗り換えでターミナル駅の連絡通路を通りかかった時、耳元で鳴り響いていたお気に入りの楽曲がフェードアウトしてゆく。
それと入れ替わる様にして耳元に紛れ込んで来る、都会の人混みの雑踏に紛れて、ほんの一瞬だけど人の悲鳴の様な、呻き声の様な音が聞こえた。
瞬間、主人公は慌てて周囲に視線を向けるが…。

それまでは不可思議な現象に関わりも興味も無かった主人公は、まるで白昼夢…といえるビジョンに突如襲われます。
そのビジョンが示すものとは一体？

と言う事で、以降はHPをご覧頂ければと思います。

実は、今月は物語以外にかなりの時間が割かれる事を想定していた為、先月同様『掌編』といって良い程度の短い物語でお茶を濁そうと考え、この物語を書き始めました。

しかし、実際に書き始めてみると、意外と書き応えのある分量に膨らんでしまった為、連載長編に割く時間がなくなってしまいました。
物語を綴っているとよく経験する現象なのですが、『何もこんな時に現れなくても…』と半ば愚痴りつつ、泣く泣く今回のうpでは連載長編の更新を諦めたのでした。

さて、物語の冒頭、及び中程で、主人公の好みの楽曲に関する件が述べられておりますが、実在する楽曲の名称をそのまま使用させていただいております。
物語の最後にあるURLを踏むとお分かりいただけると思うのですが…、私の音楽の好みが丸分かりですね。

と言う事で、ぜひこちらをぽちしていただき、ご意見、ご感想などもお寄せいただければと思います。