前回のエントリーに引き続いて、もう一つデジタルもの関連のネタを取り上げます。
とはいっても、もうみなさまご存知のこれなんですけどね。

以前のエントリーでも取り上げましたが、一年経った現在でも、私の『いぽdなの』は元気に日々のミュージックライフをさりげなく演出してくれています。
まぁ、購入直後に２Gモデルが発表になると言う（しかもそろそろ時期では——という予感もしていた）ハプニングもありましたが、基本的に現在のモデル（１G）のデザインが気に入っておりますので、敢えて愚痴を漏らす程の問題ではありませんでした。

それから一年が経って、今度のモデルは容量が4Gと8Gになり、かつ動画の再生が可能になったと言う事でしたので、まだまだ買い換えはしない物の、何となく興味が湧いていたのです。

ところが、実際にNew-nanoのデザインを拝見して、思わず仰け反ってしまいました。
確かに動画再生に対応する為に、画面を大きくしたと言う意図は分かるが、どうにも不格好で、『スマートでスタイリッシュなデザインのiPod』というイメージが微妙に揺らぐのを感じてしまいました。
基本的なデザインのコンセプトはiPod-classicに準じるとしても、どうにも正方形の筐体に大き過ぎる液晶画面では、何となくアンバランスに感じてしまうのです。

まぁ、そうなってしまった理由は何となく分かるにしても、デザインが売りの一つであるApple製品なのですから、もう少し何とかならなかったのかな——と。

ところで、iPhoneは発売当初の注目度に比べて、意外と売れていないのだそうですが、その為かiPhoneから携帯電話機能を外したiPod-touchという製品も発売されましたね。
同時に、iPhoneも値下げしたのだとか。
iPhoneが売れない理由は高過ぎる値段にあるとも言われていたのだそうですが、今回の値下げで多少は売れ行きが良くなるかと思いきや、なんと値下げ前にiPhoneを購入したユーザーが激怒して、Appleに差額の返金を要求したのだとか。

うーん、別に上位モデルの発売に伴う値下げと言う訳でもないのだから、ユーザーの激怒する気持ちはよくわかります。
いままではiPodファミリーが余りに売れ過ぎたので、最近のAppleはちょっと調子に乗り過ぎなのかも知れませんね。
それに、iPod-classicに見る様に、ただHDDの容量が増えただけ（その他の細々した機能追加はともかくとして）の新モデル——というiPod商法は、そろそろ過渡期にさしかかっているのかな、と、微かに感じた今日この頃です。